SARDANA SOCCER ACADEMY

3才〜|東京都江戸川区サルダーナサッカーアカデミー

vol.17|育てたいチカラ|江戸川区のサッカーで子どもの主体性はどう育つ? 対立から成長するチームづくりの考え方

vol.17|育てたいチカラ|子どもの主体性は、どんな瞬間に伸びるのか?

子どもの主体性は、どんな瞬間に伸びるのか?
― 江戸川区のサッカー現場で見える成長のサイン ―

こんにちは、須賀亮祐です。

指導をしていると、「あ、今まさにチームが一段階成長するな」という瞬間があります。それがどんな時かというと子ども同士の意見がぶつかった瞬間です。サッカーのプレーについての意見、ポジション決め、 練習の進め方。成長の過程や主体性が芽生えると、子どもたちは自然と“自分の意見”を持ち始めます。

これは「依存」→「自立」に向かう健全なプロセス。そしてこの時期に起きるのが 「対立」です。

今日は、この対立がなぜ成長のチャンスになるのか、そしてsardanaでどのように活かしているのかをお話しします。

なぜ子どもの主体性が育つと、サッカーの中で対立が起きるのか

主体性とは、「自分の考えを持ち、選び、行動する力」のこと。

この力が育つほど、子どもは自分の意見を表現するようになります。すると、当然ですが

「パスがいいと思う」
「いや、ここはドリブルだよ」
「私はこう動くほうがいいと思う」

と意見が分かれます。これは悪いことではありません。むしろ主体性が発揮されている証拠です。 大人がすぐに介入してしまうと、せっかく芽生えた主体性の芽がつぶれてしまいます。

子どものサッカーチームは対立を通して成熟する
― チームが育つプロセス ―

心理学・教育学には、「グループは衝突を避けては成熟しない」という共通の考えがあります。

アメリカで広く使われるチーム形成理論「Tuckman Model」では、

  1. 形成(Forming)
  2. 混乱・衝突(Storming)
  3. 調整(Norming)
  4. 実行(Performing)

という4段階が示されています。中でも “Storming(衝突)”は成長に不可欠な段階とされています。

この段階を通ることで、

  • 仲間の価値観を知り
  • 自分の意見を言葉にし
  • 調整し
  • 協力する方法を学ぶ

という、社会で一生使うスキルが育っていきます。

アメリカのリーダーシップ教育やチームビルディングで有名なアドベンチャーラーニングやアクションラーニングの基礎にも、「衝突は成長材料」という前提があります。

江戸川区のサッカークラブsardanaでは 子ども同士の対立をどう育成に活かしているのか

sardanaの子どもたちは、よく意見が分かれます。

  • パスかドリブルか
  • 前から行くか、下がるか
  • 自分がどのポジションに入りたいか

大人が介入すれば一瞬で答えが出ますが、それは“子どもたちの学びの機会”を奪うことになります。

対立を「止めない」子どもが考える時間を大切にするサッカー指導

「なんでそう思ったの?」
「他の案はある?」

と問いかけ、子ども同士で話し合う時間をつくります。

子どもたち自身が決める サッカーを通じたルールづくりと主体性

たとえば、

・意見が分かれたら、全員で一度集まる
・話し合いの時間をとる
・まずはやってみて、あとで振り返る

など、“自分たちで決めたルール” に沿って解決を目指します。

この仕組みによって、

・自分の意見を言葉にする力
・仲間の話を聞く力
・合意形成のプロセス
・チームとして乗り越える経験

が、自然と身についていきます。

正解を教えない 子ども同士で共通理解をつくるサッカーの学び

子どもたち同士の議論には、大人が提示できないほど深い気づきが生まれます。

「さっきのプレー、僕にはこう見えていた」
「なるほど、その考え方はなかった!」

この「違いを理解する体験」こそ、チームビルディングの核となる力です。

対立を避けるサッカーチームでは 子どもの主体性は育たない

対立がない組織は、一見スムーズに見えます。でも実は、

  • 意見を言えない
  • 我慢している
  • 主体性が育たない
  • 表面的な協力で終わる

という状態になりがちです。

逆に対立を乗り越えたチームは、強い一体感と信頼、そして自分たちで問題を解決する文化が生まれます。

江戸川区のサッカー現場で見た 子どもたちが自ら成長した瞬間

ある日の練習で、AグループとBグループで意見が真っ二つに分かれました。

「絶対パスだよ!」
「いや、ここはドリブルでしょ!」

大人が止めようとした瞬間、子どもたちのほうからこう言いました。

自分たちで決めたルールを思い出し、
自分たちで問題を整理し、
自分たちで答えを見つける。

この姿を見た瞬間、「ああ、またひとつ階段を登ったんだな」と感じました。

子どもの対立は成長の証 江戸川区のサッカーで育てたい本当の力

子どもの対立を見ると、大人はつい心配して止めたくなります。

でも実は、対立こそが、主体性とチーム力が育つ最良のチャンスです。

・自分の意見を持つ
・仲間の意見を聞く
・協力して解決する
・違いを価値に変える

これはサッカーだけでなく、人生のどんな場面でも必要な力です。

sardanaはこれからも、“対立の瞬間”を恐れず、子どもたち自身がチームを作っていくプロセスを大切にしていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。このブログが、子どもたちの育ちを見守るヒントになってくれたら嬉しいです。

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保護者の方々から寄せられたお声

始めた当初より、ポジションや戦術など理解し練習に参加している姿をみて頑張っているなと感じました。また、練習を見に行った際、練習後のグランド整備などを進んでしていて成長しているなと思いました。
自分の意見を言うだけでなく、みんなが楽しく出来るにはどうしたらいいか考えて行動に移すようになって成長を感じます。上手く話し合いが出来なかったと帰宅後反省したり試行錯誤してる様子がすごいなと感じます。
試合中、仲間のミスを励ますような声がけができていると聞きました。