|世界のサッカー|「勝たせない育成」が、世界を驚かせるチームを育てる。
ノルウェーが育てているのは「今勝つ選手」ではなく、「10年後に勝てる選手」

こんにちは、須賀亮祐です。
現在開催されているワールドカップ。
その中で、多くのサッカーファンを驚かせた試合がありました。
サッカー王国・ブラジルを破ったノルウェー。
もちろん、1試合だけで育成の成果を語ることはできません。
しかし、この試合を見て僕が真っ先に思い出したのは、ノルウェーが長年積み重ねてきた育成哲学でした。
今日は、「なぜノルウェーは幼い年代で”勝たせない育成”を選んだのか?」
世界の育成研究とともに紹介したいと思います。
ノルウェーが守り続ける「子どもの権利」
ノルウェーサッカー協会には、Children’s Rights in Football(サッカーにおける子どもの権利)という考え方があります。
そこでは、
- すべての子どもが試合に出場する権利
- 失敗しながら学ぶ権利
- 楽しむ権利
- レベルに関係なく成長できる権利
が大切にされています。
さらに、12歳頃までは全国一を決める大会を重視せず、リーグ順位も過度に競わせません。
目的は一つ。
「勝つこと」より、「育つこと」。
なぜ「勝たせない」のか?
一見すると、「勝たなくていいの?」と思うかもしれません。
でも、ノルウェーが目指しているのは、”今勝つ選手”ではありません。世界は、10年後もサッカーを楽しみ、必要な場面で勝てる選手を育てようとしています。
だから、幼い年代では、
- チャレンジすること
- 考えること
- いろいろなポジションを経験すること
- 複数スポーツを経験すること
を大切にしています。
世界が育てたいのは「サッカーIQ」
最近、世界の育成を見ていて強く感じることがあります。
それは、世界中で共通しているキーワードが、サッカーIQだということです。
海外でいうサッカーIQとは、状況を理解し、判断し、最適なプレーを選択する力。
だから世界では、
✔︎答えを教えすぎない
✔︎失敗を歓迎する
✔︎自分で考えさせる
✔︎ゲームを通して学ばせる
そんな指導が増えています。
つまり、
サッカーが好きだから考える。
↓
考えるから上手くなる。
この順番をとても大切にしています。

sardanaが大切にしていること
この考え方は、僕自身の指導にも、とても大きな影響を与えています。試合に勝つことは嬉しい。でも、それ以上に嬉しいのは、子どもが
「今日は自分で考えられた。」
「チャレンジできた。」
「昨日よりサッカーが好きになった。」
そんな瞬間です。
サッカーは、テクニックだけではありません。
考える力。
仲間と協力する力。
問題を解決する力。
その土台になるのは、「サッカーが好き」という気持ちだと思っています。
世界から学ぶ、本当に育てたい力
今回のノルウェーの勝利。それは偶然ではなく、長い時間をかけて積み重ねてきた育成文化の一つの結果なのかもしれません。
世界は、
「今、一番勝てる選手」
ではなく、
「サッカーを誰よりも楽しみ、自分で考え、必要な場面で勝てる選手」
を育てようとしています。
僕は、この考え方こそ、これからの日本の育成にも必要な視点だと思っています。
sardanaでも、世界から学びながら、”教えないけど育つ”そんな環境づくりを、これからも大切にしていきたいと思います。

最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。このブログが、世界の育成を知るきっかけになったら嬉しいです。
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それではまた。
※江戸川区で、子どもが自分で考えるサッカーを体験できる sardana の取り組みはこちらから。↓

