SARDANA SOCCER ACADEMY

3才〜|東京都江戸川区サルダーナサッカーアカデミー

|ヒストリー|vol.4 オランダでの生活と、出会いから気づかされたこと

|ヒストリー|vol.4 オランダでの生活と、出会いから気づかされたこと

オランダでの契約、その裏にあった出会いと学び

こんにちは、須賀亮祐です!

前回のvol.3では、高校を卒業して「オランダに行こう」と決めた話をお届けしました。

今回はその続き。
実際に現地へ渡ってからの出来事。実際に現地へ渡ってからの出来事。そして出会いについてお話します。

街中に広がる「自由」と「表現」

まず驚いたのは、街の雰囲気でした。

広場ではストリートパフォーマーたちが、音楽やパフォーマンスを思いきり表現していて、みんながそれを温かく見守っている。自由で寛容な空気に、最初は戸惑いながらも惹かれていきました。オランダでの生活は、ほんとうに毎日が驚きの連続でした。

そんな中で、ひときわ目を引いたのが「リフティングおじさん」。
ボールを操りながら街灯に登ったり、木にぶら下がってリフティングしたり…!

言葉じゃ伝えきれないけど、まさに芸術の域。
ヨーロッパ中からそのパフォーマンスを見に来る人がいるほど有名で、僕も気づけば毎日のように広場に通っていました。

そのうち仲良くなって、マルコとおじさんと3人でリフティングして、広場で人を集めたりすることもあって、顔見知りが増えたり、街に打ち解けるのが早くなっていったのを覚えています。

縁がつながっていく日々

その「マルコ」との出会いも、ちょっと不思議な縁でした。
ブラジルで選手としてプレーしていて、次のステージを目指してオランダへ来たマルコ。そして僕の契約のサポートもしてくれていたアレン。この2人と僕の、3人での生活が始まりました。

何日か一緒に過ごしているうちに、ふとした会話の中でお互いの過去の話になって。マルコが言ったんです。
「日本でちょっと変わったおじさんがいるチームと試合したことあるんだよね」って。

それを聞いて、僕は思わず言いました。

「え、それって…俺が出てた試合じゃない!?」

なんとその試合、マルコも出てたんです。
僕が日本で対戦した、あの“少し変わったおじさん”がいた試合。まさかの、あのときピッチで対面してたのがマルコだったとは…。あとから、そのおじさんとマルコが親しい間柄だってことも知って、さらにビックリ。

「まさかあの試合で会ってたなんて…」
「ほんと、世界って狭いな」って、2人で何度も笑いました。

僕が少し悩んでいた時期に、サッカーの楽しさや、そもそも何のためにサッカーをしているのかを改めて気づかせてくれたのが、その“ちょっと変わったおじさん”だったんです。

そんな人と出会ったグラウンドに、マルコもいた。
そして数年後、オランダで再会して一緒にリフティングしてるって…。本当に不思議なご縁です。

こうしてサッカーがつないでくれた出会いは、今振り返っても特別なものでした。

クロアチアとのつながり

オランダでの出会いは、それだけじゃありません。

ある日、日本食レストランでアルバイトを始めたのですが、そこで出会った仲間たちも個性派ぞろい。その中にはK-1の選手もいて、そこから初代K-1王者を紹介してもらうことに。
実はその王者、クロアチアの英雄でもあって…。

この出会いが、のちのクロアチアリーグ挑戦につながっていくことになります。

でも、その話はまた別の回で。
次は、オランダで学んだ「育成」についてもう少し振り返ってみたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
僕自身とても周りの人たちに恵まれていて、たくさん支えてもらい、今があります。

全ては書ききれないですが、このブログが、子どもたちの変化を一緒に見守るヒントになってくれたら嬉しいです!

子どもたちや皆さんも、日々さまざまな経験をされていると思います。
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それではまた。